
第一印象は、一度きり。
人との出会いは、第一印象が大切なのは多くの方が感じています。
ビジネスにおいても同じです。
今回は、依頼する側から見た税理士の第一印象についてお話しします。
税理士の仕事も、お客様あってのビジネスです。
高度な知識も、顧客が存在しないと発揮できません。
つまり、税理士もサービス業ですね。
税理士の仕事は、税金、つまり、お金の計算です。
「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があります。
お金が関係すると、人は変わります。
大切な自分のお金の計算を任せるのです。
とてもシビアですよね。
あなたなら、どんな税理士に頼みたいですか?
税理士法第37条には、
「税理士は、税理士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない。」
と定められています。
これを引用するならば、「信用」と「品位」は、第一印象でほぼ決まるでしょう。
もちろん、他にも秘密を守る義務など、詳細に定められています。
すべては、「信用」できる人なのか?
そして、品位ある行動が信用へつながると考えられます。
今回は、3つのポイントをご紹介いたします。
●見た目
●言葉遣い
●目線
●見た目
「身なりは人なり」
です。
こんな人は、品位を疑います。
・スーツがよれよれ
・ワイシャツがしわだらけ
・靴の手入れが悪い
・服が派手すぎる
・洋服のサイズが合っていない
・髪がボサボサ
・姿勢が悪い
・体臭
・所持品が整頓できていない
など、
言葉を発しなくとも、だらしがない外見、
不潔感を与える要素は、それだけでイメージダウンにつながります。
「清潔感」や「きちんと感」は、正確な誠実な仕事をする印象へと導きます。
この見た目が「信用」できるか?にも大きく影響するでしょう。
●言葉遣い
「先生」と呼ばれる方々は、つい先生口調で、上から目線の物言いになりやすいです。
優しい声や言葉が良いということでもなく、覇気のある声で、丁寧な話し方が好印象へつながります。
早口でもなく、のんびりでもなく、メリハリのある言葉遣いは、人の心届きます。
丁寧な口調で、威厳のある声が、「お願いしよう」という気持ちに導くでしょう。
●目線
「目は口程に物を言う」
という言葉があります。
お客様が話しているときに目線が他を向いていたり、
目が泳いでいるしぐさは、目線をそらすしぐさは、
「信用」できないでしょう。
また、笑っていても目が笑っていなかったり、
無表情で、怪しい目線は、真意が読めず、相談することもやめてしまうかもしれません。
厳しい目と寛大な目は理想です。
◆◇◆まとめ◆◇◆
今回の内容は、税理士特有のことでなく一般の人にもお勧めできることです。
さらに加えて、
さまざまなお客様を見てきた税理士さんは、人を見抜く力を持っています。
「お金にだらしのない人」は、逆に、第一印象で感じるそうです。
お互いに信用できる信頼関係を築きたいですね。