指輪に意味はあるの?
指輪は、アクセサリーの代表格です。
結婚をはじめとする儀式から、日常の
ファッションのアイテムまで、
さまざまです。
指輪の起源はご存知ですか?
紀元前の古代エジプトですでに存在
していました。
権威の象徴、婚約の証、魔除け、
護符などの意味付けがありました。
日本に伝わってきたのは、
中国から縄文時代。
一度消え、江戸時代に「ゆびがね」
「ゆびはね」と言われ、明治時代に、
キリスト教普及で、指輪文化が始まります。
現在の婚約指輪のイメージは、
戦後の、高度経済成長期に、
ダイヤモンドジュエリー会社のCM
「婚約指輪は、給料の3ヵ月分」で、
拍車がかかり、ダイヤモンドが定着した
と言われています。
●右手
右手は「権力と権威」の象徴。
行動力を司る。未知の力を引き出す
と言われています。
●左手
想う力「服従と信頼・志」
右手より心臓に近いため、
心や精神にまつわる意味付けが
多いとされます。
●婚約指輪
婚約、結婚指輪は、薬指?
アメリカ、イギリス、カナダ、
ニュージーランド、オーストラリア
などは薬指です。
ですが、ヨーロッパには、違う国も
あるとか。
ロシアは、右手の薬指です。
また、インドは、
左手は「不浄の手」と言われ、
足につけるようです。
宗教、文化の違いで、左手薬指とは
限らないのですね。
古代エジプトでは、
心臓に直結する静脈が薬指と
つながっていると考えられ、
精神の安定・愛の絆とされて
いました。
婚約指輪の誕生は、古代ローマから
婚約の証として、当時のローマ教皇が
始めたものと言われています。
「永遠の愛、幸せが長く続きますように」
の想いがこめられています。
●ファッションリング
指輪は、今や、ファッションの一部
に定着しつつあります。
想いを込めて付けている人もいます。
ですが、
やはり、
見た目は大事です。
相手に不快を与えるような
じゃらじゃら付けているのは
いかがでしょう。
節度あるつけ方をオススメします。
ちなみに、
小指の指輪(リトルフィンガー)は、
ヨーロッパでは、傲慢という意味
を持つそうです。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
指輪に関する考え方は、さまざまです。
中でも、特別な指輪は、
指輪に込められた想いを
大切にしていきたいですね。