パワーあるれる暖色は、心を活性化します。
黄色もその一つです。
今回は、黄色についてご紹介します。
<<<目次>>>
●黄の印象
●黄の連想
●黄の効果
●黄の印象
鮮やかな黄は、目につきやすく前進してくるように見えます。
明朗、希望、幸福、光、お金などの印象を持ちます。
インド仏教で聖なる色は黄。
中国の陰陽五行説では、大地の象徴とされ、皇帝が身につける高貴な色とされています。
ただし、
ヨーロッパ中世では、狂気や、裏切り、臆病などの負のイメージ。
キリスト教圏では、キリストを裏切ったユダの衣の色を結びつき、忌み嫌われる色でした。
ルネッサンスを経ると、黄の良いイメージは復活して、ゴッホやゴーギャンが好んで使う色になり、
現在は、世界的に、光、元気さ、にぎやかさのイメージが強いです。
●黄の連想
黄色で有名な絵画と言えば、ゴッホの「ひまわり」ですね。
黄は、明るさと活気、楽しさを呼び起こす色と言われています。
日本では、幸せというとピンクを想像する人も多いと思いますが、欧米では、圧倒的に黄がイメージされます。
戦争からの無事の帰還を祈るアメリカの、幸せの黄色いリボンの話は有名です。
すいせん、チューリップなど黄色の花もいいですね。
また、バナナ、とうもろこしなど、食べ物も連想されます。
実は、黄は、食欲を増進する色でもあるのです。
●黄の効果
明るい黄色の花は、脳を刺激して前向きな気持ちを引き出してくれます。
黄は、知性を刺激する色で、自我、意思などの感情を司る左脳と結びつき活性化してくれます。
陽気で外交的な天真爛漫な魅力を与えます。
ただし、多用しすぎると子どもっぽい幼稚な印象を与えてしまうこともあるので注意しましょう。
黄のオススメ活用は・・・
コミュニケーションが必要なとき。
明るさをアピールしたいとき。
消極的な気持ちを一掃したいとき。
などにとても有効です。
逆に・・・
目立ちたくないとき。
休息を求め眠りたいとき。
堅実さを求められるとき。
は避けたいですね。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
相手と仲良くなりたい、話したい時に、黄色の洋服を着ると効果的ですよ。
女性の場合は、あまり鮮やかすぎる黄色より、淡い黄色を選ぶと、女性らしく柔らかい印象につながるでしょう。