あなたは、どんな声をしていますか?
声の出し方使い方で、相手に与える印象は変わります。
今回は、声についてご紹介します。
<<<目次>>>
・通る声とは?
・声に色ってあるの?
・声に感情を入れたら?
●通る声とは?
「おはようございます」
「ありがとうございます」
などの挨拶をしたとき、第一音目の言葉「お」、「あ」がはっきり聞こえると聞こえないとでは印象が変わります。
少し意識をするだけで、ハツラツとした印象になります。
声は体から出ます。
歌を歌う時もそうですが、腹式呼吸がとても大切です。
でも、なかなか腹式呼吸って難しいですよね。
イメージは、こんな感じです。
あなたもやってみてください。
遠い向こうに友達を見つけました。
あなたは、「おーーーい!」と叫びました。
その時の感覚。
お腹から声、出ましたか?
姿勢も伸びましたか?
通る声とは、相手に伝わる声なのです。
●声に色ってあるの?
「黄色い声」ってどんな声?
色と音について、1931年カール・ジーツが初実験で、高温や低音を響かせている間に、被験者にカラーカードを一秒間見せるというテストを行った。
その結果、低温では、色は濃く見え、各色は更に青色味か赤色味を帯びる。
例えば、橙は赤橙、黄は黄褐色か黄橙、緑は緑青、青は青紫に見える。
高音では、どんな色も黄色味を帯び、淡く薄くなって赤は橙赤、橙は黄橙、黄はもっと薄く、緑は黄緑、青は緑青になる。
女性や子供のかんばしった高い声を、「黄色い声」と言うが、耳をつんざくような高い声は、見る物体を一瞬、かすませて黄色に塗りつつぶすのかもしれない。
(『色の秘密』(文集文庫)より)
人は五感の中の視覚でおよそ9割で印象を決めてしまうと言われています。
高い耳をつんざくような声は、もしかしたら、あまり印象の良いものではないのかもしれません。
●声に感情を入れたら?
声には、個性があります。
ですが、どんな声でも、しっかり気持ちを込めて話すことが良いとされています。
ポイントは、「息」と「表情」です。
例えば、「そうですね」という言葉を息を交えて言ってみる時とそうでない時では、相手の感じ方も違います。
たとえ、電話のように、相手が見えなくても、表情豊かに話すと、顔が見えなくても、その表情が声に伝わります。
声に感情は入れた方が、相手に響きますね。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
声が与える印象は、少し意識をすれば好印象へつながります。
まずは、ご自身の声を録音して客観的に聞いてみるのもオススメです。
自分の思っている声ではないかも。
話し方のくせや、声の出し方に気づくことがあるでしょう。