紫はとても難しい色。
行動的な赤と冷静の青を混ぜて作る色。
赤とも青ともなりうる色の曖昧さもともない、不思議で、神秘的で使い方によって、大きく変化する色です。
今回は紫について、ご紹介します。
<<<目次>>>
●紫の印象
●紫の連想
●紫の効果
●紫の印象
青紫はロイヤルパープルと呼ばれて、優雅で高貴な印象です。
薄紫はラベンダーと呼ばれ、優しい女性的な印象ですね。
紫は、染料的にもとても貴重な色から高貴なイメージへとつながります。
例えば・・・
ヨーロッパでは、古代から身分の高い者の色で、15世紀に枢機卿(ローマ教皇に次ぐ高位の聖職者)の色としても有名です。
また、紫の好きな人は、感覚と直感で生きている芸術タイプの人が多く、また、そう願っている人が多いです。
ただ、神秘的、妖しいイメージも持ち合わせ、不思議キャラも多いとか。
●紫の連想
紫と言えば、藤色。
藤の花、菖蒲、桔梗、すみれなど、花を思い浮かべる人も多いでしょう。
日本では、冠位十二階の位の高い方から濃紫、薄紫、濃青と続きます。
古くから、青紫や紫は、万葉集をはじめとする源氏物語、枕草子などにも多く登場。
あこがれの色でもありました。
また、
自然界では、打ち身や死体に現れる紫斑など、死のつながる不吉なイメージも持っています。
ですが、打ち身は、いずれ完治に向かうということで、不安ながらも希望がもてたりで、両義的ですよね。
●紫の効果
青紫は、インスピレーションと創造性を高める色です。
自分の時間を大切にしたいとき。
感受性を高めたいとき。
心を静め一人で思案したいとき。
などにはオススメです。
洋服が与えるイメージは・・・
私は他の人とは違う。私を認めてくださいとメッセージを送っています。
ただ、度が過ぎるたり、色味が強すぎると不思議ちゃんに見えてしまう恐れもあるので要注意。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
紫は冒頭でもふれたとおり、使い方によって、高貴にも下品にもなりうる色です。
ぜひ、女性的で神秘的な印象で演出できるといいですね。