· 

第一印象を変える専門家 仲澤佳子式「自宅でリラックスするための椅子の色の選び方」

みなさんは、リラックスするための椅子を買うとしたら、何で選びますか?

機能性はもちろんですが、それに色をプラスして選ぶとさらに効果が期待できます。

 

<<<目次>>>

●ブラウンの効果

●茶色の歴史

●ブラウンのマイナスのイメージ


●ブラウンの効果

色で選ぶなら・・・

 

断然、「ブラウン」がおすすめ。

 

 

自然を想わせる茶色は、リラックス効果が期待できます。

 

深いブラウンから明るいブラウンまで、さまざまなブラウンがあります。

 

色みはなるべく自然の色に近い色を選ぶことがポイントです。木、土、落ち葉など自然界のベースとなる色です。

 

ブラウンは、心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれます。

癒しや包容力を感じさせ、包んでくれるような安心感を得られます。

 

 

「ゆっくりと考え事をしたい。」

 

「雑念を払って精神統一したい。」

 

 

そんな時は、ブラウンの力を借りましょう。

 

暗い焦げ茶は、大地を連想させ、床材に取り入れて、椅子の色と合わせると、落ち着いた空間がつくることができます。

 

また、

 

 

明るい薄いベージュを床材に使い、ブラウン系の椅子を選ぶと、温もりと広がりのある空間が演出できます。

●茶色の歴史

日本では、茶色の呼び名は、江戸時代に誕生しました。

 

お茶が庶民に広まったことに由来しますが、もともと、日本では古くから愛されてきた色です。中でも、天皇が儀式に着用される「黄櫨染(こうろぜん)」の袍(ほう)は、光で茶にも橙にもみえる気品と華やかさがある色で有名ですね。

茶の色名も、利休茶、朽葉色、香色、金茶など数多く、茶色への日本人の愛着は、日本人独自の美意識へもつながります。

 

 

 

そのような色に包まれると自然にリラックスのもわかる気がします。

●ブラウンのマイナスのイメージ

安心感があるということは、裏を返すと、地味で変化がないということでもあります。

 

 

刺激がほしいとき、華やかさを表現したいときは避けましょう。


◆◇◆まとめ◆◇◆

 

今回はブラウンについてのご紹介となりました。

 

色から受ける印象や効果は、人によって違うことも事実です。

色に正解はありません。

 

ですが、人間は色(光)を2つの目で認識します。目の構造は一緒です。

色彩心理が人の心に影響することは事実です。