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第一印象を良くするための「情熱・元気・伝統」な要素を出したい場合の色の選び方・使い方のポイントを教えてください

情熱の色といえば「赤」。

赤はエネルギーを象徴する重要な色です。

 

赤は交感神経を刺激して、アドレナリンの分泌を促し、活力を高めます。

そして、心にもパワフルに働きかけ、心理的体感温度も高めます。

 

また、日本では、古来より太陽や火を象徴する色でもあります。

海外でも、治療や魔除けに使われる最強の呪術色。

インカ帝国では、守護色として、ミイラを赤い布で巻いていたと言われています。

 

その反面、怒り、嫉妬のイメージも持ち合わせていることも忘れてはいけません。

 

今回は、「赤」の取り入れ方をご紹介します。

 

<<<目次>>>

●エネルギッシュに振る舞いたい

●注目を集めたい

●パーソナルカラーシーズン別オススメの赤


●朝は赤でエネルギーチャージ

赤は元気の色です。

 

朝起きて、見てもらいたい色でもあります。今日一日頑張ろう!という気持ちにさせてくれますよ。

朝食にトマトを食べるのもいいでしょう。

 

ただし、朝からテンション高めの人は、赤に緑を足してエネルギーチャージしましょう。

 

緑は、赤の補色でもあり、リラックスさせてくれる色です。

朝のハイテンションが午後で切れてしまわぬよう、観葉植物などを見るのもおすすめですよ。

●エネルギッシュに振る舞いたい

赤は、強い感情を表現できる色です。

あまり感情を表に出さない人は、赤い服を好まない傾向にあります。

 

ですが、

 

自分を鼓舞するときにはおすすめ。

 赤のパワーで、適度な緊張で大胆に振る舞える効果が期待できます。

勝負カラーとも言われ、スポーツのユニフォームなどにもよく使われる色です。

●注目を集めたい

赤は「明し」の色。 

赤は、目立ちますよね。自己アピールには最適。

 

例えば、競い合うシーンでは、相手へ圧力をかける効果もあります。

 

政治家が赤いネクタイをつける気持ちも分かりますね。

●パーソナルカラーシーズン別オススメの赤

同じ赤でも、青みを感じる赤と黄みを感じる赤があります。

パーソナルカラーシーズン別オススメの赤は・・・

 

●スプリング

鳥居の朱赤のようなオレンジレッド

 

●サマー

ローズ、ワインレッド

 

●オータム

トマトを熟したような赤

(ダークトマトレッド)

 

●ウィンター

いわゆる原色の赤

 

洋服などは、肌なじみがいいパーソナルカラーを選ぶと、魅力がアップしますよ。

 


◆◇◆まとめ◆◇◆

 

「赤」は人間にとって、必要な色です。

 

ただし、色にはメリットとデメリットのイメージを持ち合わせています。

赤は、感情の色でもありますので、人によっては強すぎる色です。

リラックスしたいときには避けましょう。