初めてあったのに、「この人近すぎる」や逆に、「避けられている?」と無意識に感じたことはありませんか?
人との距離感で印象が決まります。
今回は、距離感についてお話します。
<<<目次>>>
・パーソナルスペース
・表情から感じる距離感
・言葉から感じる距離感
●パーソナルスペース
パーソナルスペースとは、人が侵入すると無意識に不快と感じる空間のことです。
実は、これ、人それぞれ少し違います。パーソナルスペースが狭い人は、社交的な性格だったり、人懐っこいタイプの人が多いです。そして、パーソナルスペースが広い人は、慎重な性格だったり、人見知りの傾向が強かったりします。
さらに、男女の差もあります。
例えば、男性が女性との距離が少し近いと、自分に好意を持っていると勘違いするケース。
これは、男性より女性の方が比較的パーソナルスペースが狭いことが原因かもしれません。
ともあれ、一般的な初対面の距離は1~3mくらいと言われています。
会話は、手を伸ばして相手にふれないくらいの距離感がベターです。
●表情から感じる距離感
コミュニケーションで大切なことは表情です。
顔の表情や、身体の動きからくる違和感は、人との距離を遠くします。
例えば、話をしても、無表情。返事がない。反応が遅い。などはNG。
さらに、「うんうん」「はいはい」など返答が早すぎたり、連呼するのも避けたいです。
会話力は、聞く力が大切です。聞く姿勢、返答のタイミングや言葉によっては不快感や不信感を与えてしまいます。
表情のつくり方は、相手の表情にあわせるのも一つのポイントです。
共感の表情は、「聞いてくれている」と安心感を与えて、心地よい距離感が保てるでしょう。
●言葉から感じる距離感
言葉はその人の育ちが出やすいです。
「チョー○○」「マジ○○」などの若者言葉やタメ口は避けたいですね。
敬語をうまく使えなくても、丁寧な言葉使いが好印象につながります。
さらに、「でも・・・」「そうは言っても・・・」などの否定のトークは避けたいです。
会話がプラスに発展していくように、肯定のトークがオススメです。
また、沈黙を嫌い、よくしゃべる方がいます。
沈黙はTPOにも寄りますが、悪いことではありません。
ただし、表情には気をつけて。「笑顔」も会話の一つです。口角を上げるだけでも印象が大分柔らかくなるので、日頃から意識してみてくださいね。
言葉の使い方次第で、距離感がグッと近づいたり、逆に距離が遠ざかる場合もあります。
気持ちを込めて言葉にすることを日頃から心がけたいですね。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
人との距離感とは、人によって感じ方は様々で難しいですよね。
初対面で戸惑うのは当然です。
まずは、その人のパーソナルスペースに気を配ることから始めましょう。