姿勢・相づち・聴き方で「聞き上手」
「しゃべるのが上手くなりたい」
と思ったことはありませんか?
しゃべるのが上手な人は、
実は
「聞き上手」な人なのです。
次の3つのポイントをおさえて
あなたも「聞き上手」
になりましょう。
●姿勢
まずは、「見た目」を整えましょう。
身だしなみは大切です。
洋服がだらしがないと、
姿勢も自然とだらけてしまします。
「清潔感」「きちんと感」は大前提。
さて、
身だしなみが整ったら
「姿勢」です。
聴く姿勢は、言葉なしに、
相手に直接、印象を与えます。
あなたなら・・・
相手が、
大好きな人だったら・・・
どのような姿勢で聴きますか?
まず、
顔を見ますよね。
笑顔になりますね。
少し前傾姿勢になるでしょう。
その姿勢を、
「上品に」「美しく」魅せるには・・・
立って聴く姿勢は
↓
背筋はピンとする
上半身を相手に向ける
上体を7度相手に傾ける
(7度の気遣いです♡)
座って聴く姿勢は
↓
両手はテーブルの上に置き
手を組み、手首を45度曲げる
(テーブルがなければ膝の上)
少し意識するだけで、
見た目はグッと美しくなります。
●相づち
相づちって意外に難しいです。
声のトーン、タイミング、言葉、
ちょっとずれたり、間違うと
逆に印象が悪くなったりします。
そこで、「間の手」を
何個が知っておくといいでしょう。
基本は、「共感」の言葉です。
「はい」
「はい。そうですね」
「なるほど」
「さすがですね」
「すごいですね」
「その話わかります」
「確かにおっしゃる通りですね」
「今まで気づきませんでした」
首を縦に振って共感します。
すべて肯定的な相づちです。
さらに、
目線も気をつけましょう。
「相手の目を見て」
とよく言われますが、
アイコンタクトが強すぎると
威圧感を与えます。
顔全体を見て、時々目が合う
くらいがいいでしょう。
ちなみに、
心が動くと自然に、目線も動きます。
右上
↓
未来を想像している
(視覚的情報から)
左上
↓
過去を思い出している
(視覚的情報から)
右下
↓
体感覚の情報を思い出している
左下
↓
自分自身で対話。悩んでいる
目のしぐさにも傾向があります。
「目は口程に物を言う」
と言われます。
ゆったり落ち着いた気持ちを
心がけましょう。
●聴き方
聴き方次第で、話は弾んで進みます。
まずは、共感が大切です。
さらに、良い質問をすると、
相手の考えを上手に引き出すことに
つながります。
そのためには、
相手の話を、理解することです。
決して、
話の腰を折らないこと。
ですが・・・
なかなか質問も難しいですよね。
そこで・・・
「くり返し」
がオススメです。
相手の話を復唱することは、
伝わっている安心感を与えます。
例えば・・・
「最近、運動を始めたんだよ」
「へぇー、運動を始めたんですね」
「そうなんだよ。ゴルフなんだけどね」
「へぇー、ゴルフですか、いいですね」
「なかなか面白くてね」
などと、
相手の言葉の一つをくり返します。
相手の話を引用すると、
次の話へつながりやすくなります。
ここで、NG編です。
相づちが多すぎる
相手の話の語尾に返答がかぶる
顔を見ない
よそ見をする
目線が定まらない
直立不動
などの聴き方は、
相手に不快感を与えかねません。
気をつけたいです。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
いかがでしたか。
あなたは、
相手が気持ちよく話したくなるような
聴き方ができそうですか。
決してうまく喋れなくても、
聞き上手の人は、もてますよ。
ぜひ、「聞き上手」になりましょう。