緑は、地上に登場した最初の生命の色。
環境問題が取り上げられている現在、世界的に大切な色です。
今回は、緑についてご紹介します。
<<<目次>>>
●緑の印象
●緑の連想
●緑の効果
●緑の印象
緑と言えば「自然」ですね。
フレッシュ、爽やか、安定、リラックス、癒しなど、日本では緑の印象はいいです。
また、緑の好きな人は、誠実で正義感にあふれた平和主義の持ち主です。バランス感覚にも優れ、気遣いもできますが、無理しすぎると疲れてしまうこともあります。
緑は、常に私たちの身近に存在する色です。
古代、季節が変わると植物が再び芽を出す様子から、生命力と永遠性のシンボルとなりました。
●緑の連想
若々しい新緑の緑。森。
日本では、神事に用いる榊(さかき)。門松。
ピーマン、きゅうり、ライム、植物など。
連想できるものは、私たち身の周りに多いですね。
また、
世界には、アメリカのドル紙幣をはじめ、緑色のお金が多いです。
昔、お金は不安定でした。そこで、安定感のある緑が使われたと言われています。
優しい緑は鎮静効果があるので向いていたのでしょう。
ただし、
濃い緑は、少し注意が必要。
ビリヤード台や、賭博のテーブルの色は緑です。気持ちが高ぶってしまいます。これは何の効果が期待されているのでしょうかね。
さらに、
キリスト教では、緑は永遠の存在、永遠の愛を表す色です。
紙幣にそんな願いもかけたのかも。
●緑の効果
緑は毛細血管を広げ、血液の流れをスムーズにする効果があります。
副交感神経に働く緑は、目の疲れや心身の癒しをうながします。
リラックス効果や、気持ちを落ち着かせたい時におすすめです。
また、
調和の色でもあって、協調的な空気感をつくります。
ですが、その反面、
活発性や瞬発性を求められる場面などでは、行動にブレーキをかける心理も働くので、使い分けが必要ですね。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
緑は、中性色で寒暖を感じさせない色です。
インテリアにもよく使われ、人を緊張させない色です。
周囲の人たちと調和と図りたい時におすすめです。
また、気分転換などに緑をイメージするだけでも効果がありますので、ぜひ活用してみてくださいね。