「香り」には、注意が必要です。
人には五感があります。
視覚・聴覚・味覚・触覚・そして嗅覚。
嗅覚の最大の特徴は、唯一、
直接、大脳辺縁系に伝えられることです。
大脳辺縁系は、人間の本能や感情の
身体の生理機能をコントロールしている部分です。
その中に“海馬”と呼ばれる記憶を司る部位があり、
香りはダイレクトに海馬に届きます。
そして、記憶が鮮明に残ります。
つまり、視覚を使う「見た目」の印象より
嗅覚を使う「香り」は記憶に残りやすいのです。
最初の香りが良ければ、好印象に。
逆に、その香りが不快なら悪い印象が残ります。
しかも、何気なく嗅いだ香りが本能に届くのです。
2017年のマイナビが現役社会人に調査した一つに、
「男性は香水をつけるべきか・つけないべきか」
をたずねたところ・・・
つけるべき18.8%
つけないほうがいい81.2%
だったそうです。
また、
あるアンケート調査で、異性の好きな香りを聞いたところ、
男女ともに、
第1位は石鹸やシャンプーの香り。
第2位は無臭。
だったそうです。
女性は、男性より香り(匂い)に敏感です。
さらに、好き嫌いもはっきりしています。
そして、男性は女性より体臭が強い傾向があります。
香水などを選ぶ場合は、自身の匂いも考えましょう。
特に気をつけたいポイントは、
「清潔感」です。
たばこの臭いや、汗の臭いなど、不快な香りはNG.
香水でその匂いを消す目的で使用することは避けたいですね。
よく、男性用のコロンを大量につけている方がいます。
これは、不快にしか感じません。
最近では、女性用の香水や、コロンを、
男性が使用している声もよく聞きます。
◆◇◆まとめ◆◇◆
これからの季節、汗のにおいなどが気になりますよね。
香水にこだわらず、石鹸や、シャンプーの香りで、
「爽やか・清潔感」を演出することもおすすめです。