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第一印象を良くするための「色相環」の意味と使い方のポイントがあれば教えてください

色相環とは、色のものさしです。

 

色みの種類が徐々に変化するように並べて環にしたものです。

これを基に、配色を考えることもいいでしょう。

 

<<<目次>>>

●補色配色

●同系色でまとめる

●トライアド配色

●テトラード配色

●ヘクサード配色


●補色配色

色相環でいう向かい合う色を補色といいます。

 

向かい合う色同士の配色は、お互いの色を引き立てる相乗効果が期待できます。

●同系色でまとめる

色相環でいう隣合う色同士の配色。

 

この配色は、落ち着いた印象や優しい印象を与えます。

●トライアド配色

色相環を3等分した色を結んだ正三角形の配色。

 

これの配色は、安定感を与えます。バランスがいいでしょう。

●テトラード配色

色相環を4等分にした位置にある色を結んだ四角形の配色。

 

正方形と長方形の配色があります。

 

どちらも、補色関係の2色なので、カラフルで変化に富んだ印象を与えます。

●ペンタード配色

色相環を5等分した位置の色を結んだ正五角形の配色。

色数も多く、賑やかな印象となります。

 

または、トライアド配色に、黒と白を加えた配色も同じく5色配色。

こちらは、白と黒を加えることで、引き締まり、モダンな印象となります。

●ヘクサード配色

色相環を6等分した位置にある色を結んだ正六角形の配色。

色数が増えると統一感が崩れる恐れがあります。

 

そんな時は、明るさを合わせたり、クスミ系で統一など、全体のバランスを考えるといいでしょう。

 

また、テトラード配色に黒と白を加えた配色も6色ですね。

黒と白を加えることで、さらに変化に富んだ印象となります。


◆◇◆まとめ◆◇◆

 

 色は、数が増えれば増えるほど、まとまりが悪くなりかねません。

 

基本は、3色がベスト。

 

メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色で、色の面積なども考え、どんな配色にしたいのかの目的を決めることが印象の良くするポイントとなるでしょう。