「仕事がうまくいかないと悩んでいませんか?」実はそれ、第一印象が影響しているかも。5秒で決まる第一印象。しかも、その印象は3ヶ月から半年影響します。ビジネスは信頼が大切。初対面の印象が悪いと、人は、近づきたいとは感じないでしょう。人は感情の生き物です。この記事では、第一印象の重要性についてご紹介しております。
≪目次≫
1.第一印象が結果を左右する!?
1-1 第一印象の重要性
1-2 信頼と可能性
2.外見の魅力
1-1メラビアンの法則とは
1-2服装の影響力
3.第一印象を良くするポイント
1-1身だしなみ
1-2表情
1-3話し方
4.まとめ
1.第一印象が結果を左右する!?
1-1 第一印象の重要性
「第一印象が大事」とよく言われますが、そもそも第一印象とは、何でしょうか。
第一印象とは、初めて会った人に抱く印象や感情、雰囲気です。実は、第一印象がその後の人間関係を作っていく過程で大きく影響します。心理学ではポーランドの心理学者ソロモン・アッシュが提唱した「初頭効果」と呼ばれ、最初に示された特性が印象に残りやすく、のちの評価に影響を及ぼすことが分かっています。
しかも、一度抱いた印象は、勝手に知覚に刻み込まれます。時間にして5秒。そして、第一印象はおよそ3ヶ月から半年つづくとも言われているのです。
1-2 信頼と可能性
第一印象が良いと、のちに何らかの失敗をしても評価が下がりにくくなります。さらに、その失敗が愛着につながることもあるのです。一方、第一印象が悪いと、のちに失敗をすると、「やっぱり第一印象通りだ」と、さらに評価が下がってしまいやすくなります。
つまり、第一印象が良い人は、ビジネスや人間関係がスムーズに運びやすくなるのです。人は、自分が良いイメージを抱いている人とは接点を持ちたくなります。印象が良ければ、話を聞いてみようかとビジネスチャンスが広がっていく可能性が出てくるのです。
2.外見の魅力
1-1メラビアンの法則の活用
「メラビアンの法則」とは、人と人とのコミュニケーションを図るとき、「言語情報(Verbal)7%」「聴覚情報(Vocal)38%」「視覚情報(Visual)55%」という割合で影響を与えるという、米国の心理学者アルバート・メラビアンによって提唱された法則です。別名「3Vの法則」や「7-38-55ルール」とも呼ばれています。
この研究で、人は3Vが矛盾した場合、何を優先するかが分かったのです。それは、視覚情報(Visual)です。もちろん、理想は、3Vが一致していることが望ましいです。
例えば、清潔感があり笑顔で声にハリがあり言葉遣いも話の内容もきちんとしている。3Vが一致してしかも良くすることが理想です。
ですが、まずは、表情、動作、身だしなみなどの見た目が第一印象を良くする近道なのです。
1-2服装の影響力
外見的魅力のある人の方が、他者との付き合いで有利になるということは、一般的によく知られています。
姿勢の悪い人より姿勢の良い人。人相の悪い人より笑顔の素敵な人。ボサボサの髪をした人より整った髪型の人。態度の横柄な人より上品な人。「見た目の重要性」は無意識に影響します。
「見た目」を良くするための最短の良法が「服装」です。
例えば、医師の白衣、警察官の青の制服、裁判官の黒の服装。服装は権威のシンボルともなりえます。ビジネスシーンにおいては、服装を整えるのは必須です。ポイントは、「きちんと感」です。身なりはその人を表します。きちんと感が信頼感へつながると言っても過言ではないでしょう。
3.第一印象を良くするポイント
1-1身だしなみ
ポイントは「清潔感」
ビジネスシーンにおいては、女性は、サイズ感に気を配りましょう。
スーツやツーピース、ワンピースなどの丈は、座ったときの丈の長さに注意。
服のシワや汚れ、臭いにも気をつけましょう。香水は、つけすぎは禁物。特に食品関係など、ビジネスシーンによっては厳禁です。
アクセサリー、メイクなど、盛りすぎは避けたいです。女性の「品」を大切にしましょう。
意外に見られているところは、男女ともに「靴」です。手入れの行き届いたTPOに合った靴を選びましょう。
そして、好印象に感じてもらうためには、自分の魅せ方を知ることが必須です。
自分の色、パーソナルカラーを知って活用すると、無意識に自分の魅力を最大限に引き出すことができます。洋服、メイク、ヘアカラーなど、自分らしさの演出で、選ばれる人になりましょう。
1-2表情
どんな時も「笑顔」を忘れずに。
笑顔なくしてコミュニケーションは取れません。気をつけたいポイントは「目」です。
「目は口程に物を言う」という諺があります。口角は上がっていても、怪しい目をしていたらどうでしょうか。目線は意外に人の印象に残ります。
初対面で、あえて悪い表情をすることはしないですよね。意識して気をつけたいことは、無表情です。相手の話に、うなずきもなく、読み取れない表情は、マイナスのイメージを与えてしまいます。どんなに緊張していても、何らかのリアクションはしたいですね。
1-3話し方
コツは、声のトーン。
高すぎると軽く、低すぎると暗い印象を与えてしまいます。日頃の声のトーンより少し高めがおすすめです。さらに、抑揚をつける。重要なポイントは力強く。そして、ゆっくりと。話し方にメリハリがあると聞き手も惹きつけられます。実は、話の内容は、それほど印象に残りません。そこで、話しの途中の「間」が大切です。一方的に話すのはNGです。
「聞き上手」な人は、「話し上手」な人。聞く姿勢に意識すると、自然に、相手に良い印象が残ります。
4.まとめ
「印象」とは?
印象とは何だと思いますか?
「印象」とは、その人のイメージです。人へ与えるイメージ。人から受けるイメージ。
つまり、印象は、その人の「在り方」です。良い印象を与えることができると、人はつながりたいと思います。人間関係の信頼を生み、さまざまな可能性につながっていくでしょう。
好印象は魅せ方が大切です。
まずは、自分を知ること。自分に似合う色、自分の魅せ方に、ぜひ、意識して、ビジネスへつなげていきましょう。
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