◆◇◆__________2022.3.22
読者限定メールマガジン
【仕事がつらい、はかどらない、職場の理由】
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色には人間の生理や感情に
及ぼす力があります。
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それは、人が、
色を単に目で見るだけでなく
心で受け止めているから。
こんにちは。
第一印象力コーディネーター
色の樹 仲澤佳子です。
3月も後半ですね。.
卒業の季節、
新生活の季節
でもありますね~。
ということで、本日は
「仕事がつらい、はかどらない、職場の理由」
についてご紹介いたします。
あなたの職場環境は快適ですか?
人間関係、騒音など、
働きやすさの要因はさまざまです。
そこで、視点を
職場の「色環境」に
変えてみましょう。
実は、色環境も働く人たちに
多くの影響を与えています。
天井の色は?
壁の色は?
ライトの色は?
例えば・・・
どんなに作業をしてもなかなか時間が経たない。
これもまた大変ですね。
私たちの時間感覚は色によって、
心理的に影響されます。
■赤や橙色に囲まれた環境では
時間を長く感じる。
例えば、真っ赤な絨毯、橙色のソファ、
ピンクのカーテンの部屋にいると、
実際に1時間が、倍の2時間に感じたりする。
飲食店内を暖色系にまとめると
食欲もあげる効果もあるけれど、
回転率もあげられるかも。
反対に、
■寒色系は実際の時間を
短く感じさせてくれる。
「1時間たったかな?」
と思って時計を見ると、実は
2時間経過していたなんてことも。
だから、
単調な作業が続くところでは、
寒色系が最適。
実際、工場などに活用されています。
でも、
時間の経過だけを考えると良さげだけど、
寒色系は、寒くて仕方のない部屋にもなる。
やっぱり、アイボリーなどの
中間色が無難かもしれませんね。
実は、
■中間色には、他にもメリットが・・・
物事を「生み出す」効果もある。
想像してみてください。
もし、原色の色に囲まれていたら・・・
原色は、派手で、元気にしてくれます。
その一方、
その色のイメージへ
無意識に誘導されてしまうこともあります。
また、
■黒い部屋は・・・
都会的でオシャレ感がありますよね。
でも・・・
天井まで黒にしてしまったら・・・
重石が頭の上に乗っかかっているような
重さを無意識に感じ、
頭痛を感じる人が出ても不思議ではない。
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色には人間の生理や感情に
及ぼす力があります。
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それは、人が、
色を単に目で見るだけでなく
心で受け止めているから。
今あげた暖色と寒色が代表的です。
■暖色系とは、
赤、橙、黄などの長い波長の色。
太陽や火を暗示して、
暖かさを感じさせてくれます。
また、
■寒色系とは、
青、緑、青緑など短い波長の色。
水、空、氷を暗示して
冷たさを感じさせます。
これらは、自律神経系へも影響します。
えぇ。
先程、工場の話が出ましたが、
ある工場では女子従業員の欠勤が多く
原因を調べたところ、
■光が原因だった。
彼女たちが鏡をのぞくと、
病人のように見えて映っていた。
その光が、青色光だったため。
ウソみたいな話ですが、
青色光が病気を作り出していたのです。
そのうえ、壁の色が灰色では・・・
たまりませんね~。
のちに、壁の色をベージュに、
灰色の機械を橙に塗り替えただけで、
士気が高揚して、
欠勤も事故も減少したそうです。
色を変えただけなのに。
興味深いですね。
また、
このような色の活用は
大手企業も取り入れています。
例えば、Google本社では、
作業内容によって、
職場環境が色分けされています。
現在、コロナの影響で
自宅でリモート作業の人も多いでしょう。
パソコンの待機画面の色など
自分の作業スペースの色環境を整える
ことに意識してみてはいかがでしょう。
ぜひ、自分に合う快適な空間を
演出してみてくださいね。
ということで、本日は
「仕事がつらい、はかどらない、職場の理由」
についてご紹介いたしました。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
何か一つでもお役に立てれば幸いです。
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編集後記
先日、お彼岸をいうことで、
親戚家族が集まりました。
従妹家族が小学生になるということで
ランドセル選びに苦戦していました。
今は、本当に迷うほど色がありますね。
一つ言えることは、親の好きな色を押し付けないこと。
嗜好色は年齢とともに変わります。
本人と相談して決めることがおすすめ。
色を選ぶって楽しいことですよね。
5歳の女の子が真剣に選んでいる姿が
とても微笑ましかったです☆
それではまた来週お会いしましょう。