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グレーが日本人の色彩感覚を磨いた

◆◇◆_________2021.9.28
読者限定メールマガジン
【グレーが日本人の色彩感覚を磨いた】
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その歴史を持つ日本人は、
今も、特にグレーを多用する傾向があります。

そして、

難しい色ながらも、美しく着こなせる人が多いです。




こんにちは。
ブランドカラーアドバイザー
色の樹 仲澤佳子です。


早いもので、9月も最終週ですね。
最近の風は、少し冷たく感じますね。


ということで、本日は
「グレーが日本人の色彩感覚を磨いた」
についてご紹介いたします。



突然ですが、%%sei%%さん、
グレーの洋服は着ますか?



日本人ほどグレーをうまく着こなす
人種はいないかもしれません。



日本は古来から、
美しい色彩を生み出してきました。


日本の色の歴史は、
豊かな自然が大きく影響しています。


山あり海あり、平野あり、
そして、四季がある。
本当に色彩豊かな国です。


中国や朝鮮半島からの文化が伝わり、
貴族文化では
「十二単衣」などの襲の色目(かさねのいろめ)
で美意識の高い配色が流行。


武士の文化では、
織田信長や豊臣秀吉が好んだ、「金」
などの華やかな色彩がある反面、

水墨画や禅の思想が感じられる
「わびさびの色」で上品さを表していました。


そんな色彩豊かな国で・・・


江戸時代、庶民に「奢侈禁止令」が発令。


明るく華やかな色の衣類は、
塗料も多く使うため贅沢(奢侈)
とされ禁止されました。


そこで、生まれた色彩文化が
「四十八茶百鼠」です。


茶色、灰色のバリエーションを追及して
粋な色が誕生します。


人気歌舞伎役者の名前にちなんだ
「団十郎茶」や「路考茶」など。


特に


グレーに関しては、
微妙な色づかいで、「いき」の美学として、
地味な色の中にも「洒落」を見い出します。


しかも、


100色以上も!


えぇ。


日本人の美意識の高さを感じますね。


その歴史を持つ日本人は、
今も、特にグレーを多用する傾向があります。

そして、

難しい色ながらも、美しく着こなせる人が多いです。



ファッションは自己表現の一つです。

お洒落に着こなすために、
ぜひ、色を上手に使いこなしましょう。

それが、

自分の価値を高めることにもなるから。



ということで、本日は
「グレーが日本人の色彩感覚を磨いた」
についてご紹介いたしました。


今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
何か一つでもお役に立てれば幸いです。



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編集後記

コロナ時代、生活スタイルや、
人生観まで変わった人も多いでしょう。
「自分と向き合う時間が増えた」という声も聞きます。
私の周りにも起業を考えている人が増えました。

そこで、お知らせです。
現在、“学べるコミュニティ「ツナ」”活動をしております。
ご興味ございましたら、のぞいてみてくださいね。
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https://peraichi.com/landing_pages/view/tuna2021

では、また来週お会いしましょう☆