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お盆にホオズキなぜ飾るの?

こんにちは。

ブランドカラーアドバイザー
色の樹
仲澤佳子です。


毎日、
溶けるような暑さですね。

さて、
夏といえば、お盆。
7
月盆。8月盆。
地域によって
違いますね。

では、
お盆に飾るもの、
何が浮かびますか?

お馴染みの
きゅうりの馬、
なすの牛、
ですね。

さらに、ホオズキも飾ります。
実は、ホオズキはあまり
知られていないです。


では、なぜ飾るの?


理由は3つ。


1
、道しるべ

色と形が、
提灯(ちょうちん)に
似てますね。
故人があの世から帰って
くる道しるべとなります。


2
、橙色で華やかに

お供えものの彩りとして
飾られていました。
昔は、
農作物が不作の時に
ホオズキの橙色で彩りを
与えていました。


3
、ホオズキに宿る

仏さまとなった故人には、
体がありません。
そこで、
ホオズキの空洞に
身を宿して過ごすと
いわれています。


日本では鑑賞用ホオズキ
のイメージが強いですが、
ホオズキには、鑑賞用と
食用があります。


食用ホオズキは、
アメリカでは、
デザート向けの果実として。

ヨーロッパでは、
栄養価の高い食用したい
スーパーフードとして
認知されています。

日本では、
秋田県で栽培されています。
実は黄色く、ミニトマト
をおもわせるような食感で、
フルーティーで独特な香り
だそうです。


また、主に、関東では
「ほおずき市」の縁日が
夏の風物詩としてあげられます。


東京の「浅草寺」の
観音様の縁日に立つ市が
有名ですね。
(
今年は残念ながら
開催中止でした。)


ホオズキは、厄除けや
無病息災を願う縁起物
とされています。

見かけたら、御利益も
あるかもしれませんね。


また、
お盆に供える
きゅうりの馬となすの牛。

これには、

「きゅうりの馬で
早く帰ってきてもらい、
なすの牛で
お土産をたくさん持ち、
ゆっくり戻っていただく」

という古くから伝わる
精霊馬(しょうりょううま)
にこめられた願いがあるそうです。


夏を感じる風物詩。
他にも色々探してみると
面白いかもしれませんね。




編集後記◇◇◇◇◇


今日は、最近共感感銘した
イヴ・サンローランの格言
をご紹介したいと思います。
今も女性を勇気づける名言です。

「愛、それは人生で
最も大切です。いいえ、
友情はもっと大切です。」

「着こなしは生き方だ。」

「心の優雅さがなければ、
エレガンスは存在しない。」

「私は常に、
ファッションとは、
女性をより美しくする
だけでなく、安心感と
自信を与えるものだと
信じてきた。」


素敵ですね(^^


では、また来週