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七夕の短冊の色は意味あるの?

七夕の短冊

 

今日は七夕の短冊についてです。

 

願い事を書く短冊、

色を意識していますか?

 

短冊の色は、

 

青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)

 

5色。

 

日本では黒は縁起がよくないと紫に。

 

昔は、緑を青と呼んでいた名残から

青の代わりに緑もあります。

 

 

これらは、中国の

五行思想からきています。

紀元前の中国で生まれた

自然哲学の思想です。

 

青…木(物の生ずる時の色。春の象徴)

  仁(人を思いやる、人間力)

 

赤…火(火の神。夏の象徴)

  礼(目上への感謝)

 

黄…土(地上の色。和の象徴。

季節の変わり目の象徴)

  信(信頼。人間関係)

 

白…金(あらゆる色を発散した時の色。

秋の象徴)

  義(ルール、義務を果たす)

 

黒…水(天の色。冬の象徴)

  智(知識を持つこと)

 

 

短冊に願い事を書くとき・・・

それぞれの色に合った願いを書くと

さらに願いが叶いやすくなると

言われています。

 

例えば、

「人助けをする」は、青の短冊に、

 

「おじいちゃん、おばあちゃん、

長生きしてね」は、赤に。

 

「友達をたくさん作れますように」

は、黄に。

 

「寝坊をしませんように」は、

白に。

 

合格祈願なら黒(紫)の短冊に。

 

 

ちなみに、

七夕はもともと裁縫などの上達を

願う行事です。

「物が欲しい」という

願い事ではなく上達を願う方が

いいとされています。

 

また、この5色を

短冊や吹き流しに使うことで、

魔除けの意味を持たせたとも言われています。

 

色には、いろいろな意味があるんですね。

 

最近では、風水の色なども取り入れて、

カラフルな短冊もあります。

夏の一大イベントの一つの七夕、

ぜひ楽しみましょう。

 

 

 

編集後記◇◇◇◇◇

 

先日、ウォーキング中、一瞬、空の雲が晴れて

青空に!

清々しい気持ちでいっぱいになりました。

青の効果あり!

そろそろグレーの空に飽きてきました。

晴天が恋しいです。